株式投資始めてからの4年間で22冊の投資本を購入して読んで実践したレビュー
本の内容と株式投資始めてからの4年間で22冊の投資本を購入して読んで実践して結果どのような手法に行きついたのかを説明します。
株式投資始めてからの4年間で購入して読んだ22冊の投資本
テクニカル系
(1)めちゃめちゃ売れているマネー誌ZAi「1000万円株バトル‼」優勝者が教える デイトレ&スイング 株ですぐに儲ける方法 Tyun
時間軸は、デイトレ&スイング(数分&数日から1、2週間)。得意な業種、銘柄をしぼる。高値、安値をブレイクした銘柄を狙うことについて書かれた投資本
『ロウソク足の読み方や移動平均線の見方や資金管理ではなく、相場知識、株の知識を書いている感じです。』
(2)100万円から始めて1億円を稼ぐ!うねりチャート底値買い投資術 上岡正明
特定の銘柄を狙い、ジグザグに上下するチャートを底買いすることで値幅を取る投資手法について書かれた投資本
『キレイにジグザグに動く銘柄を、見つけたので、ちょうど底値のラインに来たところで見事に下に突き抜けました。銘柄選びが悪いと言われればそれまでですが・・・。
今のレベルであれば、ちゃんと底値を打ったサイン、陰の陽はらみとか長い下髭+移動平均線の位置などを確認して行うので失敗しないと思いますが、今みたいにテクニカルの達人ではなかったので。
ただ、私の性格では特定の銘柄をマークして、利益を取るタイプのトレードは飽きてしまったり、横目で高騰している銘柄情報が入ってくるとうーんとなるので止めました。』
(3)資産を100倍にする「株鬼流」株式投資 真の教え ザ・株鬼
テクニカル系で、BC30、BCブリッジ、3日T、ソーサー、Wの5つの必勝パターンを攻める投資法について書かれた投資本
『テクニカル的には、話は分かるのですがこの状態のテクニカルはどうやって効率的に探せるかがポイント、あと、私の性格では、この手法でどこまで株価が上がるかが予測できないので利益が取りにくかったです。少しでも利益が取れれば言いと言えばいいのですが。
・・・中途半端にかじっているだけと言われれば、そうなのですが。』
(4)株価チャートの鬼100則 石井勝利
二つ星、三つ星、二点底、ダブル天井、たぐり線、首つり線などの
個別銘柄のローソク足の動きをもとに、どのように株価が動くかを解説している投資本
『これもテクニカル的に、ローソク足の組み合わせの上げ下げについての記述ですが、これに移動平均線の位置の記述がないので(とこどころにちょっとあるけど)
同じロウソク足の動きでもどこまで下がるか、もしくは、どこまで上がるか、私には判断しにくいです。』
(5)相場に勝つローソク足チャートの読み方 小澤 實
ローソク足の種類についてやローソク足の動きについてあますことなく書かれた投資本
『テクニカルの基本中の基本、余計な事が書かれていないので、テクニカルトレードする人は、ファンダメンタルズ分析の人でもとりあえず覚えておいた方ががいいです。株を購入するときに知っていれば、買った次の日から損は、少なくなります。数日後の損はあるけど。』
(6)最新デイトレ対応版株価チャート読み方の基本 小山哲
移動平均線のとらえ方、ゴールデンクロスのパターン、もみ合いタイプのパターン、グランビルの法則、三尊型、逆三尊型などのテクニカルのパターンについてあますことなく書かれた投資本
『テクニカルする人は必須。ゴールデンクロスのパターンも分かりやすく説明されています。デイトレ対応版となっていますが、スイングトレードや中期トレードにも使えます。私は、何度も何度も読み返しました。そして、この中で自分の性格に合うタイプのチャートパターンを選んでトレードしています。』
(7)37年連戦連勝伝説の株職人が教える株の技術大全 相場師朗
テクニカル系の書籍。移動平均線、エントリーのタイミング、利益確定の方法についてや
初級者向けの「ショットガン」、中級者向けの「ショートトレード」、上級者向けの「うねり取り」トレード手法について書かれた投資本
『このすべてを覚えて、判断できる人は記憶力と理解力、そして判断力に優れている人だと思います。私では無理でした。』
(8)儲ける力が身につく!相場師朗式 一生モノの株ドリル 相場師朗
下半身、PPP(パンパカパン)、くちばし、ものわかれ、N大(ニチダイ)エグザイル、バルタンなど独自の着眼点で攻めるテクニカルパターンについて書かれた書籍
『日足チャートと週足チャートが主体で、日足チャートは結構、コチャコチャしているのでテクニカルする人でも好き嫌いが出ます。』
(9)一番売れている株の雑誌ZAiが作った!チャートで稼ぐ「株」入門~必勝 SEXYボリンジャー投資法のすべて~ ワタナベくん
ボリンジャーバンドによるトレードにつて書かれた投資本。特に、セクシーボリンジャーの「くびれ」が印象的。MACDや価格帯別出来高、オシレーター(ストキャスやRSI)、一目均衡表(一部分)についても書かれています。
『得意な人は得意なんだろうと思うのですが、私はボリンジャーバンドを見て株を買うタイミング、売るタイミングが計れない人です。本の雰囲気は好きで購入したのですが。』
(10)億超え可能にする株の稼ぎ技 短期売買175 standards
相場・外部環境、投資家の経験、チャート・テクニカル、制度・情報収集、投資家の考え方について175記載されている投資本
『175項目、すべてがその人に役に立つわけではないのですが、トレードをする場合、頭の片隅にでも入れておくと役立つ時があります。』
<ファンダメンタルズ長期投資>
(11)”普通の人だから勝てる”エナフン流株式投資術 会社員投資家 奥山月仁
米国の伝説のファンドマネージャー、ピーターリンチの投資手法を日本株に応用。
低PER、低PBR銘柄に着目して企業分析を行い、相場環境、時代の流れを読んで投資する長期バリュー(市場で放置されている割安銘柄)投資について書かれている投資本
『相場環境、時代の流れを読む手法、メンタル的な事につていも書かれているので読んでみるのもいいです。』
(12)DAIBOUCHOU式新・サイクル投資法 DAIBOUCHOU
割安の成長株、セクターへの集中投資でそのセクター内の関連株で分散する投資法に書かれた投資本。運用効率を上げるための信用レバレッジの使い方も書かれています。
『テクニカルトレーダですが、セクターへの集中投資でそのセクター内の関連株で分散する投資法など役に立つ考えかたも書かれているので読んでみるのもいいかもしれません。』
(13)バカでも稼げる$「米国株」高配当投資 日本一アンチの多い「米国株」ブロガー バフェット太郎
日本一アンチの多い「米国株」ブロガーで有名なバフェット太郎氏の投資本。ウォーレン・バフェット氏の投資手法をもとに高配当で安定した米国大企業にインカムゲイン(配当)狙いで長期投資する投資法。
『分散投資の考え方が学べます。投資スタイル以前に、バフェット太郎氏自体が楽しいです。知識が豊富ですし、この本を読んだことで、米国株の心の難易度が下がりました。
余談ですが、特にバフェット太郎氏のYouTube動画は、一度、視聴してみることをおススメします。米国情報がいち早く分かりやすく手に入り、視聴しているとお金の流れが分かったり、相場観がが手に入ります。ビットコインについてや債券市場、ドル円についても詳しくなれます。』
テクノファンダメンタルズ分析
(14)1勝4敗でもしっかり儲ける 新高値ブレイク投資術 個人投資家 DUKE。
米国の著名投資家ウィリアム・オニールの投資法をもとに成長株を主体としたテクノファンダメンタルズ投資について書かれた投資本
新高値を突破した株に注目し、その会社のビックチェンジ(新商品、新業態、新事業、新鋭英人)の波に乗る方法。
『高値を抜けた瞬間って板が厚くなるので売る人もここぞとばかりに売りを入れたりしますので、急落することもよくあります。
また、高値を抜けた後の動きの知識がないと(下落をすることも多い)初心者は不安になって狼狽売りしたり、高値を抜けた後の低迷に悩まされることになります。
肝は、ビックチェンジと自分が思っている、その会社の材料がどのくらい株価が長い目で影響を与えるかを推察することができるか能力が問われます。
興味があれば、DUKE。氏は、セミナー(なかなか入るのが倍率高くて難しいけど)を開催しているので、興味あればそちらに参加してみるのもいいと思います。』
テンバガー投資
(15)100倍高のスゴ株! 高山緑星
時価総額、PER、チャート、材料などに注目して10倍株を狙う方法やIPO株で10倍株狙う方法。究極にはハンドレッドバガーを狙う方法が書かれている投資本
『時価総額が低くて、PER低い銘柄で、材料がいいと一気に高騰して手が出せなかったり、落ち着いたところを購入するとなかなか上がらなったりします。
去年、新技術発表で高騰した銘柄を落ち着いた時に購入したつもりが、全然上がらず撤退。その後、1年間ダラダラ下がって1/3になっていた株が、新技術の商品の発売が決定になって3日前にストップ高2連続になっていました。それでも去年の株価水準に届かない。その後上がり続けるかもしれないけど・・・。
資金力ないと長期保有難しい。材料が株価に与える影響もよっぽど経験がないと推し量れないです。』
(16)最新版 個人投資家のための「小型株」で賢く儲ける方法 小山 哲
小型株の出来高、PER、テーマ、業績などの要素をどのように捉(とら)えて攻めるかや注意すべき点について書かれた投資本
『小型株の考え方、相場はこんな感じと色々書かれて言いますが、初心者があれもこれもと手を出すと大変です。理屈でそうなのですが、実際、これを読んでトレードなり、投資するのはちょっと難しい。小型株の相場がこんな感じと理解するにはいいのですが。』
投資の考え方や投資マインド
(17)日本の億万投資家77の金言 日経マネー編
著名な投資家のリレー方式で、投資の考え方や投資マインドを経験をもとに伝える内容の投資本
『投資を始めて不安な人や損失を出して心折れそうな人、また、勝ち続けている人は、慢心した心を引き締めるために読むのもいいです。』
(18)村上世彰、高校生に投資を教える。N高投資部特別顧問 村上世彰
あの時代の風雲児の村上世彰氏が高校の投資部の特別顧問になり高校生に投資とは何かということを指南する活動を書いた投資本
『投資家たるものこのようにあって欲しい、なって欲しいと言う気持ちが伝わってきます。なんかテクニカルトレーダですみません。。。』
(19)一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 CIS<しす・個人投資家>
チャート分析がこうとかファンダメンタルズ分析の内容ではなく、「相場でこのような事が起きたらこう考えて、このように勝負する。」というcis氏の人生経験をもとに株、仮想通貨、先物、オプション取引で230億をかせいだ思考法について書かれた書籍。
『話自体、面白いので購入しました。こういう方っているんだなと。』
信用取引
(20)世界一やさしい株の信用取引の教科書1年生 ジョン・シュウギョウ
株の信用取引について書かれた書籍。信用取引について分かりやすく書かれてる投資本
『信用取引について興味あるけど、イマイチ、細かい所分からないと言う人は読んで見て下さい。分かりやすいです。信用取引を勉強すると売る人の気持ちも分かるので、買いでの負けも減ります。』
企業株価情報
(21)会社四季報 東洋経済
日本の上場企業を解説している投資本。証券コード・社名、業績予想記事・材料記事、本社~販売先、株主・役員・連結子会社、株式・財務・キャッシュフロー、資本移動、株価、特集企画、業種・比較会社、業績、配当、業績予想の修正記号、独自予想マーク、株価チャート株価指標について主に記載されています。
『これを読んで投資する銘柄を決めると言うよりも、これを読んでこんな業種や銘柄があるんだと頭に入れる使い方をしてます。
こういう相場だと、あんな銘柄あったなと。そこから私だとテクニカル的にどうなっているかな?と思って調べます。』
(22)オール株価チャンス
時価があり、上にだったらこのくらい上がり、下がるのならこのくらいまで下がり、方向性として上昇方向なのか横ばいなのか、下降方向なのかを上場銘柄すべてを予測している投資本
『何か月後にこの株価になると言う予想ではなく、この幅で変動すると言う予測なので、あたっていると言えばあたっている。』
私自体はこれらの投資本を呼んで結局、オリジナルの投資法(スイング~中期のテクニカルトレーダ)にたどり着きました。
特に役に立ったのが、この3冊です。
特に役に立った書籍3冊
(5)相場に勝つローソク足チャートの読み方 小澤 實
ロウソク足は、基本中の基本。何回も読みました。
(6)最新デイトレ対応版株価チャート読み方の基本 小山哲
何度でも読み返しました。時間があれば読んでいます。
(10)億超え可能にする株の稼ぎ技 短期売買175 standards
一目均衡表の三役好転、これが私の手法にいい味を出しています。
で、行きついた投資手法が、
1.ダウ平均、ナスダック、ドル円、金相場を怪しい動きがないか常に警戒しつつ
2.主に、時価総額300億円以下で、(該当銘柄ない時、時価総額300億円以上も扱います。)低ければ低いほどいいという感じです。
3.で特に、日経平均、ジャスダック、マザーズがゴールデンクロスしている時に、もしくは上昇傾向にある時に
4.時流に乗りそうな個別銘柄(業種、銘柄はこだわらない)で、
5.以下のテクニカルに注目して
(1)ゴールデンクロス+一目均衡表(三役好転)
(2)出来高(多ければ多いほどいい)
(3)MACD(ゴールデンクロスになっていれば、なお可)
6.を確認して購入基準に当てはまる銘柄をスイング(数週間)~中期トレード(数か月)すると言う手法です。
色々、投資本を読んで行きついた先がこのオリジナル投資法
どの投資本も色々な局面で役に立つこともありますが、この1冊を読めば十分というものもありません。それほど自分と投資法との相性や株式投資自体がそもそも奥が深いもののため。
ただ、どんな投資本でも読んでおけば思い悩んだときに、「そう言えばあの書籍に、あんな事が書いてあったなぁ」と解決のヒントになりますので多くの投資本を読むのをおススメします。
それに、紆余曲折、遠回りをしましたが色々な投資法を自分なりの解釈(そんな解釈するな!ちゃんと読め!あきらめずやれ!と言われそうですが)で実践して失敗したのもいい経験になっています。
注意)人によっては多くの投資本を読むことで、情報過多になってしまったり、投資家の投資スタイルで言っていることが違っていたりするのでパニックになる人もいると思いますが。
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