株スイングレードにおすすめの本のレビュー

「最新デイトレ対応版 株価チャート 読み方の基本【投資練習帳】付き 小山哲」
表紙にも書いてあるようにスイングトレードに凄く最適です。
どのような内容が書かれているのかと言いますと
第1章では、チャートの基本「ローソク足」から株価を読む
チャートの基本「ローソク足」について書かれています。
より深く学びたい人は、「相場に勝つローソク足チャートの読み方 小澤 實」を合わせて読むことをおススメします。
第2章では、株価の動くパターンを覚えよう
移動平均線についてとゴールデンクロスのパターン5種類
グランビルの法則については、
・グランビルの法則「買いシグナル」として4パターン
・グランビルの法則「売りシグナル」として4パターン
もみ合いタイプで、9種類
(1)上昇三角形型
(2)上昇フラッグ型
(3)下降ウェッジ型
(4)上昇ペナント型
(5)コイル型
(6)対称三角形型
(7)下降三角形型
(8)下降フラッグ型
(9)下降ペナント型
アメリカ流の考え方で「天井」と「底」を示す8種類
(1)「ヘッド・アンド・ショルダーズ・トップ」
(2)「ヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトム」
(3)「ダブル・トップ」
(4)「ダブル・ボトム」
(5)「逆V字型」
(6)「V字型」
(7)「ソーサー型」のトップ
(8)「ソーサー型」のボトム
第3章 チャートの「買い」パターンはこれだ!
第1章のローソク足と第2章のチャートパターンを組み合わせて25種類の買いのチャンスについて書かれています。
第4章 このパターンは要注意!「売り」シグナル
第1章のローソク足と第2章のチャートパターンを組み合わせて24種類の売りのシグナルについて書かれています。
第5章 株で必勝するための「投資練習帳」
チャートを読むための練習帳が付いています。
「最新デイトレ対応版 株価チャート 読み方の基本【投資練習帳】付き 小山哲」をスイングトレードを実際に生かすために知っておきたい事
半年、1年とスイングトレードを行っていると、自分が得意なチャートパターンが分かってきます。
私の場合は、ゴールデンクロスと上昇三角形型、上昇フラッグ型が得意です。
なれればオリジナルも編み出せます。
その一つに、この書籍に書かれてはいないですが、デットクロスからのゴールデンクロスも得意です。デットクロスした後にしばらく、数週間から数か月観察していて、あまり下落しないで再び上昇今度は、ゴールデンクロスと言う具合に。
また、この本の例は、出来高が多い銘柄のチャートで説明されています。
昭和電工 (4004)出来高 2,508,800株
ツガミ (6101)出来高 245,200株
オリエントコーポレーション (8585)出来高 4,945,800株
住友金属鉱山 (5713)出来高 927,900株
※2020年11月6日時点
どんなにキレイなチャートでも、出来高の少ない株 特に100,000株以下で仕掛ける時は気を付けて下さい。地合いが悪い(米中貿易摩擦の激化、コロナショック、米大統領選などの影響)と急落する恐れがあります。
基本、出来高が多い銘柄を扱った方が無難です。
また、銘柄のチャート分析以外にも指数に応用すれば
この本に書かれているゴールデンクロス、デットクロス、チャートパターンをおぼえて、
・日経平均
・ジャスダック
・マザーズ
・ダウ平均
・ナスダック
・ドル円
・金価格
・銅価格
のチャートを欠かさず見ていれば
今回のコロナショックレベルであればかすり傷程度でかわせるようになります。
もっと、上手い人だと完全にかわせると思います。
コロナショック前、2020年2月頃の指数系のチャートは、
・日経平均は三尊天井(大暴落が発生しやすい)を形成
・ダウ平均は逆下降ウェッジ型(大暴落が発生しやすい)を形成
・ドル円相場はコイル型(円高円安どちらかに大きく動きやすい)を形成
・金相場上昇(世の中に不安があると)
・銅相場下落(不況の前触れ)
2月時点では、何か株価が大暴落する要因が発生することに気づけます。
コロナか政治不安か貿易摩擦かこの時点では分かりませんが、何か一大事が起こるのだけは分かります。
結果、その後その中でコロナショックが起きましたけど。
まとめ
「最新デイトレ対応版 株価チャート 読み方の基本【投資練習帳】付き 小山哲」は、
テクニカルについて、網羅されているので、読んで実践、反省して読んで実践を繰り返せば力がついていきます。
この中で自分が得意なチャートパターンを見つけられれば、相場から繰り返し利益が取れるようになります。
テクニカルのチャート分析についてよく書かれている書籍なので、と言いますかこれ以外にないので読むことをおススメします。
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